ブラジャーの上にのる「脇のハミ肉」を解消!段差ができる原因とスッキリさせる腕の動かし方
「鏡を見るたびに、脇の上の段差が気になる…」
「ブラジャーに肉がのってしまって、タイトな服が着られない」
「ダイエットをしても、なぜか脇周りだけお肉が落ちない」
薄着の季節や、お気に入りの服を着たときにふと目に入る脇上部の段差。一度気になると、どうしてもそこばかり見てしまいますよね。「年齢のせいかな?」と諦めてしまいがちですが、実はその段差、脂肪だけが原因ではないかもしれません。
実は、日頃の**「腕の動かし方」や「姿勢のクセ」**が、脇のハミ肉を作り出している大きな要因なのです。
この記事では、脇上部に段差ができてしまうメカニズムを解明し、今日から日常生活で意識できる「スッキリした脇を作るための腕の動かし方」や具体的な対策を詳しく解説します。
1. なぜ脇上部に「段差」ができるのか?その意外な正体
「脇のハミ肉=脂肪」と思われがちですが、実際には複数の要因が重なっています。まずは、なぜ段差が生まれるのか、その根本的な理由を知ることから始めましょう。
姿勢の崩れ(巻き肩・猫背)
デスクワークやスマートフォンの操作で、肩が内側に入り込む「巻き肩」になっていませんか?肩が前に出ると、本来あるべき胸の筋肉(大胸筋)が縮こまり、脇周辺の皮膚や脂肪が前方に押し出されます。これがブラジャーの縁に重なり、段差として現れます。
筋肉の衰えと「むくみ」
脇の下には、体内の老廃物を運ぶ「腋窩(えきか)リンパ節」という重要なポイントがあります。脇周辺の筋肉を使わない生活を送っていると、リンパの流れが滞り、余分な水分や老廃物が蓄積して「むくみ」が生じます。このむくみが厚みとなり、段差を強調させてしまうのです。
ブラジャーのサイズ不一致
意外と多いのが、カップサイズが小さすぎたり、アンダーベルトが食い込んでいたりするケース。逃げ場を失ったお肉が脇へ流れ、そのまま定着して「ハミ肉」へと変化してしまいます。
2. 段差を解消する「正しい腕の動かし方」3つのポイント
ジムに通わなくても、日常の動作を少し変えるだけで脇周りの筋肉を刺激し、段差を改善することができます。キーワードは**「肩甲骨」と「二の腕の裏側」**です。
① 「後ろ」に引く意識を持つ
日本人の日常生活は、体の前で作業することがほとんどです。そのため、脇の後ろ側の筋肉(広背筋や大円筋)が使われず、お肉がたるみやすくなります。
歩くとき: 手を前に振るのではなく、肘を後ろに引く意識で振る。
物を取るとき: 肩をすくめず、脇を締めた状態で腕を伸ばす。
② 腕を「外側」に回旋させる(外旋)
手のひらが常に体の方や後ろを向いている人は、巻き肩のサインです。
デスクワークの合間に: 手のひらを外側(上向き)に向け、肩甲骨を寄せるようにして数秒キープ。これだけで、脇の下の筋肉がストレッチされ、正しい位置に脂肪が戻りやすくなります。
③ 肘を支点に動かさない
カバンを持つときや掃除をするとき、肘先だけで動かしていませんか?腕を動かすときは「鎖骨の付け根」や「肩甲骨」から動かすイメージを持つと、脇周辺の大きな筋肉が連動し、代謝が上がって段差がスッキリします。
3. 【実践】脇のハミ肉を撃退する「3分間セルフケア」
具体的な対策として、誰でも簡単にできるエクササイズとマッサージをご紹介します。
脇のリンパ流し(準備運動)
左の脇の下に右手の親指以外の4本指を差し込み、優しく揉みほぐします。
脇から胸の方へ、流すようになでます。
反対側も同様に行います。
これだけで血行が良くなり、後のエクササイズの効果が高まります。
肩甲骨回しエクササイズ
両手の指先を、それぞれの肩に乗せます。
肘で大きな円を描くように、ゆっくりと後ろへ回します。
この時、左右の肩甲骨がギュッと寄っていることを意識してください。10回繰り返します。
「バイバイ」二の腕ツイスト
両腕を斜め後ろにピンと伸ばします。
ドアノブを回すようなイメージで、腕全体を付け根から「内・外」にねじります。
脇の下がピリピリと刺激されているのを感じながら、30秒ほど続けます。
4. 収益版:美ボディを維持するための「生活習慣」のコツ
一度段差がなくなっても、以前と同じ生活をしていては元に戻ってしまいます。長期的に「脇美人」でいるためのポイントをまとめました。
| 項目 | 意識すべきポイント | 期待できる効果 |
| 下着の選び方 | 脇高設計のブラジャーを選ぶ | 脇肉をカップに誘導し、形を整える |
| 睡眠姿勢 | 横向き寝ばかりにならない | 片側の脇が圧迫されるのを防ぐ |
| 水分補給 | 常温の水をこまめに飲む | リンパの流れをスムーズにし、むくみを予防 |
| 入浴 | 湯船に浸かって脇を温める | 深部の凝りをほぐし、代謝をアップさせる |
プロのアドバイス:脇の肉は「バスト」の一部
美容の観点では、脇に流れてしまったお肉は「本来バストにあるべきもの」と考えられています。ブラジャーを装着する際に、脇や背中からしっかりとお肉をカップに集める習慣をつけるだけで、数ヶ月後には段差が目立たなくなるだけでなく、バストアップ効果も期待できるのです。
5. まとめ:毎日の積み重ねが「後ろ姿」を変える
脇上部の段差は、一朝一夕でできたものではありません。しかし、日々の**「腕の動かし方」を意識し、固まった筋肉をほぐしてあげること**で、必ず改善に向かいます。
巻き肩を防ぎ、正しい姿勢を保つ。
肩甲骨から腕を動かす意識を持つ。
隙間時間に脇周りのストレッチを取り入れる。
この3ステップを習慣にしてみてください。
次に鏡を見たとき、スッキリとした脇のラインに驚くはずです。自分に自信を持って、好きなファッションを楽しみましょう!